６月４日（火）南島原市 認定子ども園 寺田保育園の子育て支援センターひよこにお邪魔し、ベビーマッサージ教室を開催しました。
最近は参加される赤ちゃんが少なく、ゆったりと一人一人に合わせながらの指導をさせていただいています。支援センターの先生のお話によると、今まで参加されていた方々が仕事復帰されたり、出産のため実家に帰られているとのことで、参加者が少なくなったとのことでした。
今回の教室での出来事で一つ感じたことをご紹介したいと思います。
一組初めて参加された方がいらっしゃいました。その方は、２歳の女の子と７ヶ月の赤ちゃんを連れて来られました。お姉ちゃんは、しっかりとしたとても２歳とは思えない、お話上手のお子さんでした。良く遊んでいたので気にはなりながらも下のお子さんのマッサージを始めた所、急に遊んでいたお姉ちゃんがぐずり始め、大きな声を出したり危ないことをしたりして、自分に注目して欲しいサインを出し始めました。
「お姉ちゃんもマッサージするかな〜」などと声をかけても「イヤ」と言うだけですっかりダダをこねてしまったのです。これは、私の配慮不足だったと反省です。
二人目のお子さんが生まれた時は、まずは上のお子さんからやってあげて下さいと言っています。全身のマッサージをしなくても足やお腹といった、部分マッサージで良いのです。それから下のお子さんのマッサージをやってあげるのです。また、オイルマッサージは、赤ちゃんの動きが活発になってきたらなかなかやりにくいものです。いやいやするのを無理に押さえつけてやるのは好ましくありません。１〜２歳になってからもまた、やってあげられる日が必ずやってきます。
それは下のお子さんが生まれた時、そして集団生活（保育所や幼稚園に入園した時）が始まった時です。そのお子さんの何か転機になった時、オイルマッサージはお子さんにとって何らかの効果を表すのです。日々のお子さんの様子を観察しながら、ふれあいマッサージを思いだし役に立てていただければと思います。
次回の子育て支援センター「ひよこ」のベビー&チャイルドマッサージの日程は、７月２日（火）１０時〜１２時です。
