12月10日（金）の井手本自主防災センターのベビーマッサージ教室が終了いたしました。
今回は、以前より気になっていました赤ちゃんの脂漏性湿疹についてお話したいと思います。
毎月参加されます赤ちゃん、特に２〜３ヶ月の赤ちゃんに多いのですが、頭皮、眉の生えぎわにふけ状の物が出たり、それが黄色くて脂性の厚いかさぶたになり、皮膚が赤くなっていたりしている赤ちゃんを見かけます。またひどくなると顔、耳、全身にも広がっています。原因は、お母さんのお腹にいたときのホルモンの影響による赤ちゃんの脂肪の代謝異常、または、ビタミンB2、B6、リノール酸などの不足などと言われています。全くできないお子さん、またできても軽くで済むお子さん、全身にまで広がってしまうお子さんと様々です。もちろん、小児科などに受診することをお薦めしますが、特に頭皮にできている場合は、オリーブ油などの植物油100％のオイルをガーゼや脱脂綿にしめらせ、しばらく塗布してから石鹸で良く洗うときれいに取れていきます。
薬局で市販されています鉱物油でできたベビーオイルは、毛穴をふさぎかえって悪化させてしまうのでご注意ください。
また、冬の季節になると頭皮が乾燥してふけ状の物が出るお子さんもいらっしゃいますが、このようなお子さんもオイルの塗布をお薦めします。オイルは赤ちゃんの汚れやすい肌をきれいにする効果があります。お風呂前のケアは、特にお薦めします。しかし、赤くただれている場合は、逆に悪化する事もありますので、オイルの選択、湿疹の状態を見られての使用をお薦めします。詳しいことをお聞きになられたい方は、ご遠慮なくどうぞ！
今月のベビーマッサージ教室は19日（日）のみとなりました。日曜日でお休みと言うお父さんも多いのではないでしょうか？ぜひ一度参加されて、ベビーマッサージを体験されてみてはいかがでしょう。
