子育て応援サロンゆりかごブログ(長崎ベビーマッサージ教室)

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乳児の湿疹

 最近、乳児湿疹のご相談が増えています。生まれてから湿疹をできるだおこさせないようにするケア法を少し紹介したいと思います。
 生まれて1〜2ヶ月の赤ちゃんは皮脂分泌がさかんなため、お風呂に入れた時の洗い方が不十分だと、頭、顔、頬などに赤い小さなブツブツができてきます。ひどくなるとジクジクしたただれになったりしますので、低刺激性の石鹸を使ってゴシゴシきれいに洗ってあげて下さい。
 悪化した場合は、赤ちゃんもかゆくて機嫌も悪くなるので、小児科などに受診して、お薬をもらった方が治りも早くなります。
 またこの時期、乳児脂漏性湿疹といって髪の毛や眉毛の生えぎわにふけじょうの物が出たり、それが黄色くなり脂性の厚いかさぶたになり皮膚が赤くなります。その時はオリーブオイルで湿らせてから、石鹸でよく洗うことを続けて行くときれいに取れて行きます。
 もう一つ注意しないといけない体質の赤ちゃんがいます。元々代謝が良く汗かきの赤ちゃんです。冬場は寒いのではないかとつい着せ過ぎて、知らず知らずに汗をかかせてしまい、頭、顔、首などに湿疹を誘発してしまいます。
 昔から「頭寒足熱」という言葉があります。足先を温めていると体全体が暖かいものです。赤ちゃんの温度調節は難しいと思いますが、皆さんが考えている程たくさん着せていなくても大丈夫です。
 特に代謝が良いお子さんは、温めすぎないことがポイントです。
赤ちゃんのオイルでのマッサージは、お風呂だけでは取れない汚れを取ってくれるクレンジングのような働きもしてくれます。
 お風呂ではなかなかきれいに洗うことができない部分、脇、首、手首、股の部分、くびれた所などオイルをよくつけて洗うときれいになります。
 オイルでのケアをやっている赤ちゃんは肌がとてもきれいです。
良く洗うこと。温めすぎないこと。この二つを心がけてみて下さい。