ベビーマッサージの効果
ベビーマッサージの効果として主にあげられるのは、母子の愛情の絆(基本的信頼関係)、愛着形成を促進されると言われています。
また、早い時期より毎日スキンケアを行うと約8ヶ月後のアトピーの発症率が32%低いとの結果が出たと言われています。
まだまだ多くの効果効能を上げることができますが、今日は私が現在教室で行っているインド伝統医学アーユルヴェーダで教える「アーユルヴェーディック・ベビーマッサージ」の効果効能を少しお話したいと思います。
インドでは、赤ちゃんが生まれるとすぐに全身にオイルマッサージをしています。
私も2度インドに渡りインドの子どもを見ましたが、とても皮膚の色艶が良かったのが印象的でした。
実は動きをつかさどる感覚は「触覚」、その発現場所は皮膚と言われています。
皮膚を通して動きを鎮静させることで、脳に働きかけることができるそうです。
動きの性質によって疾患として発症する、脳性麻痺のような神経筋疾患、精神発達遅滞、筋ジフトロフィー、多動性症候群、皮膚疾患に対してオイルマッサージを薦めています。実際インドのアーユルヴェーダ病院の小児科では、入院している乳幼児に全身のオイルマッサージを治療として行っています。
オイルマッサージのプロセスが間接的に皮膚を通して、振動が直接的に脳に作用し刺激を与え直接的刺激が効果をもたらします。
産後1,5~6ヶ月のママの全身オイルマッサージ(アビヤンガ)も産後の回復を早期に助けてくれます。
また、もう一つ普通のオイルマッサージとは違っていることがあります。それは、必ずオイルマッサージ後に発汗をすることです。
ホットタオルで温めるか、お風呂に入れます。私の教室でもオイルマッサージ後には、ホットタオルを使って発汗させています。
乱れた動きを整え(例えば動きが激しい子、良く泣く、眠りが浅い)、睡眠の質を高め、皮膚を強くし、老廃物を取り除き、皮膚に栄養を与えます。特に精神的に乱されることが少なくなると言われています。
今回は、インド伝統医学アーユルヴェーダのアーユルヴェーディック・ベビーマッサージのご紹介を致しました!!