子育て応援サロンゆりかごブログ(長崎ベビーマッサージ教室)

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赤ちゃんのスキンケア

 寒くなってくるとご相談に一番多いのが、冬の乾燥した肌へのケアをどうしたら良いかと言った質問です。
 赤ちゃんの肌の角質は大人の1/3程しかなく、その上汗腺の数は大人と同じ。表面積に対して汗腺が密集しているため、汗っかきであせもができやすいといった特徴があります。
 私がいつもベビーマッサージ教室で初めて来られた赤ちゃんの肌を観させていただいているのですが、個々それぞれの赤ちゃんの肌にも違いが見られます。肌が白く透きとおって十分水分を含んだような肌、赤みがかって水分を含まず乾燥したような肌など体質によって特徴があるのです。特に元々乾燥した肌のお子さんは、冬になるとかさかさがひどくなりそのうえかゆみも出てくるようです。
 あるお母さんのお話ですが、乾燥がひどくなったので皮膚科に連れて行ったら「大人にならないと良くなりませんよ」と言われたそうです。確かに6か月頃から8歳までのお子さんは、皮膚の皮脂量が少ない状態になりますが、そのようなお子さんは、冬だけのケアではなく一年中の保湿に心がけると必ず治ります。
また、部屋の空気の湿度もどのくらいかということも肌の状態に作用するようです。
 冬場は暖房器具の使用が多くなりますね。部屋の湿度が40%〜60%の間にある時、体は最も快適でいられるそうです。ですから乾燥したお部屋も肌の乾燥を悪化させ、場合によってはつい厚着をさせて湿疹を誘発させる原因にもなるのです
ですからお部屋の加湿も心配りは必要ですね。
 それでは保湿にはどうしたらよいのでしょうか?
冬場のスキンケアの基本は、まず「清潔」が第1、次に「保湿」です。きれいな肌を保つためのスキンケアで、絶対に必要なのが水分とオイルです。
 理想はオイルマッサージをして血流を促し老廃物を出します。次にお風呂へ入りお風呂上がりには、ローションや保湿クリーム、オリーブオイル、ホホバオイル、馬油などお子さんの肌に合った保湿剤を選んでつけてあげるのです。
ポイントは、お風呂上がり15分以内の対処です。水分がまだ含んでいて皮膚が柔らかいうちの保湿はかなりの効果があります。
ただ、私もお子さんの肌をみてクリームが良いのか、オイルかいいのかはわかりません。いろいろな保湿剤を試しながらお子さんに合った物を見つけてあげましょう。
大人の保湿も同じことが言えます。
入浴後は忙しいと思いますが、ママも一緒にスキンケアの習慣が付くと良いですね。