季節の変化に対応する生活
立春が過ぎ本来の新年がやってきました。
2月中旬~3月中旬にかけて、冬から春へと大きく季節が変わります。
冷たい空気と暖かい空気が混在し、めまぐるしく気候が変化していきます。
春先に体調を崩しやすくなるのも納得しますね。
まだまだ寒い日もありますが、明らかに春へと近づいているようです。
私たちの身体もこの頃から季節の変化と共に変化していきます。
特に「消化力」「体力」など
心身ともに健康に過ごすことができる最高の薬は、食事であるとアーユルヴェーダでは考えます。
日々の食事に春の食べ方を毎日の生活に取り入れてみませんか。
春の不調➡ 眠たい、花粉症、鼻炎、身体が重い、目が痒い、咳が出る、目まい、鬱、5月病、やる気が出ないなどあげられます。
春のうららかな日差しとは裏腹に、蓄積された粘液性の物が太陽の光によって液化されそれが一気に溶け出していきます。
このころ一番自分の体の変化で感じられるのが消化力が落ちている事。
冬は、一年の間で一番消化力が上がるため、量も重たい食事も食べることができるのです。
しかし消化力や体力が落ちてくる今の時期は、少しずつ春に備え食べる量を減らしていかなければいけません。
控えるもの ⇒ 食べ過ぎないこと、脂っこい物、塩辛い物、甘い物、ナッツ類、
ヨーグルト(冬は毎日取っても良いが、春は控える。急性の鼻炎は特に控える)、
冷たい物、昼寝
取り入れたいもの ⇒ 温かい食事、蜂蜜、大麦、小麦、麦茶、適度な運動、温かいお風呂、しょうぶ湯
飲み物 ⇒ おさ湯+乾燥生姜、はちみつ水
おススメの味 ⇒ 温かい食事、苦味、辛味、渋味を持つ食材が最適です。
春は、自律神経が不安定になる時期でもあります。自律神経が不安定になると検疫系や内分泌系などにも影響が出てきます。一日の三食の食事、就寝時間や起床時間などの生活のリズムを整えていきながら春に備えていきましょう!!