最近は１０ヶ月〜１１ヶ月頃にあんよをし始めたという赤ちゃんを見かけます。はいはいをたっぷりしないまま、歩き始めてしまうケースですね。
歩行の準備段階のはいはいを十分経験させるのは、とても大切なことなのです。
特に「高ばい」を十分にしたかどうか？
「高ばい」からゆっくりと上体を起こし一人で立つことができることが、本当の「ひとり立ち」とよく言われます。完全にあんよができるまでは、高ばいの状態から一人で立ち上がりバランスを取りながら、１歩、２歩と足を出しながら歩行を確実なものにしていくのです。
この動作が身についていないと転びやすかったり、転んだ時に手をつくことができず大けがにつながります。
はいはいができるようになる８〜１１ヶ月になったら布団などを丸めて、その上に腹ばいにさせ、床に手を突かせる練習をしたり、滑り台などの斜面板を利用して登らせたりしながらしっかりとした歩行を獲得してあげましょう。
