６月１５日（金）１３時〜１５時 福岡天神シャクティにおいて、アーユルヴェーダドクター浅貝先生によるセミナーが開催されました。
テーマは【梅雨と夏の過ごし方】
梅雨から夏にかけては、消化力や体力が落ちてくる時期。そこで自分自身の消化力を注意して見ながら早めの対策をやってみましょう。
消化不良は万病のもとともいいますが、アーユルヴェーダでは「消化」をとても大切にしています。
お腹が空いているか、空いていないかが基本、消化が上手くできないとアーマ（未消化物）が溜まり、血管やリンパ管を塞ぎアーマが原因でおこる病気になると言われます。
体が重かったり、唾液、汗、便、尿などの出るものが出なかったりする場合は、一度水を沸騰させたお白湯を飲んだり、コップに一つまみ入れた乾燥しょうがをお白湯で溶かし飲んでみましょう。食欲が戻ってきたら止め、戻らないときは無理に食事を取らずプチ断食すると良いでしょう。アーマを消化するのに一番良いのは断食だそうです。
暑くなるとどうしても氷を入れた冷たい飲み物を飲みたくなりますが、胃を冷やしすぎると胃にある消化力を落としてしまうので、ほんのりと体を冷やす程度の冷たさにしましょう。
麦茶（大麦）は、身体を冷やしてくれる作用や粘着性を刈り取ってくれる作用があるのでお薦めだそうですよ。
浅貝先生の講座はとてもわかりやすく、アーユルヴェーダを知らない方にも楽しく聞ける講座です。これから定期的に講座を開かれるそうですので、福岡まで少し遠いですが興味のある方はぜひ参加されてはいかがでしょう。
これから梅雨が明けると夏本番、暑い夏を乗り切ることができる工夫をしながら、（お風呂でゆっくり発汗させるのも、だるい体が軽くなってスッキリするとか）皆さんの消化力を大切にしてくださいね。
